退職年のふるさと納税の注意点│上限額と失敗例

退職日記
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今年は退職金が入る年であり、給与収入がある最後の年でもあります。つまり今年は人生で最もふるさと納税の上限額が大きくなる可能性がある、いわば“ふるさと納税ラストイヤー”です。

来年以降は収入構成が大きく変わるため、今年を最大限に活用しようと張り切って申し込みをしたのですが……後述する盛大なミスをやらかしてしまいました😅 同じ境遇の方はぜひ反面教師にしてください。

💴 退職年のふるさと納税上限額:要注意ポイント

ふるさと納税の上限額は、その年の給与所得と住民税の所得割額をもとに計算します。今年の私の条件は以下の通りです。

項目金額
給与収入(見込み)約700万円
退職金(見込み)約2,400万円
勤続年数33年
退職所得控除額約1,710万円
課税退職所得(×1/2)約345万円

「退職金が入るなら、ふるさと納税の枠もぐっと増えるのでは?」と思いがちですが、ここに大きな落とし穴があります。

⚠️ 退職金は「分離課税」のため、ふるさと納税の上限計算には含まれません。
さらに、退職所得にかかる住民税は会社が特別徴収(一括天引き)で納付するため、ふるさと納税の控除対象となる住民税所得割にも含められないのです。

つまり上限額の計算に使えるのは、給与所得分のみ。私の場合、正しく計算すると上限は約90,000円でした。

※社会保険料の実額により多少前後します。年末に源泉徴収票が確定した段階で再シミュレーションをおすすめします。また、給与収入700万円だと「もっと枠があるはず」と思われるかもしれません。通常年なら10〜11万円程度が目安ですが、退職年は退職月以降の給与がなくなることで住民税の所得割が減り、上限額も低くなります。退職金分は控除対象外ですので、思ったより少ない、とならないようご注意ください。

😅 やらかしました:150,000円を申し込んでしまった

どうやって試算したか今となっては定かではありませんが、結果として150,000円の寄附申し込みをしてしまいました。

項目金額
正しい上限額約90,000円
実際の申し込み額約150,000円
超過額約60,000円
実質的な追加自己負担(概算)約18,000〜22,000円

超過分全額が損になるわけではなく、控除されなかった分の税負担が追加になるイメージです。実質的な追加自己負担は約2万円程度と試算しています。

キャンセルも検討しましたが、返礼品の果物定期便はすでに何回か届いており、その価値を考えるとミスと割り切ることにしました。果物の市場価格を考えれば、十分元は取れていますし😊

退職に関連する税計算は通常年と異なる点が多いため、必ず専門家や公式シミュレーターで十分に確認することをおすすめします。退職年にふるさと納税をされる方は、必ず給与所得分のみで上限を計算してください!

🍓 今年の返礼品:四国の果物・年12回定期便

5年ほど続けているお気に入りが、果物の定期配送(月1回・年12回)を返礼品に選ぶことです。今年も四国エリアの自治体に寄附し、旬の果物が毎月届く定期便を選びました。

すでに届いた内容はこんな感じです:

  • イチゴ
  • 柑橘系2〜3種のセット
  • キウイ

これからブドウや桃など夏〜秋の果物も届く予定で楽しみにしています🍇

果物を選ぶ理由はシンプルで、普段なかなか自分では買わないのですが、定期的に届くことで自然と食べるようになります。家族にも好評です。最近の果物は値上がりが激しいので、ふるさと納税の恩恵を実感しやすい返礼品だと思っています。

📋 確定申告:退職年はワンストップ特例が使えない

通常5自治体以内であれば確定申告不要のワンストップ特例制度が便利ですが、今年は退職年にあたるため確定申告が必要となる見込みです。

年の途中で退職し年末まで再就職しなかった場合、年末調整が行われないため、ワンストップ特例が使えません。退職金の源泉徴収票も確定申告書への添付が必要です。

私はふるなびを利用しており、電子データを確定申告と連携させる仕組みが整っているので、手続き自体はそれほど難しくありません。

💡 ふるさと納税、まだやっていない方へ

自己負担2,000円で返礼品がもらえるうえ、税金が控除される仕組みは使わないと純粋に損です。ふるなびのような専用サイトを使えば:

  • 上限額のシミュレーションがその場でできる
  • 電子データで確定申告と連携できる
  • 返礼品の検索・申し込みが一括でできる

ただし退職予定の方は、上限計算に退職金を含めないようくれぐれもご注意を!(私の失敗談を教訓にしてください😅)

✍️ 今年が最後になる予定

今年は退職年ということで、給与収入がある最後の大型ふるさと納税になりそうです。ミスはありましたが、毎月届く果物は退職前の小さな楽しみになっています🍊

来年以降は収入構成が変わり、控除枠も大きくは見込めません。退職後のふるさと納税の活用方法については、また改めて記事にしたいと思います。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。神奈川県在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職することを決めました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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