2026年4月、退職3か月前の記録です。以下は当時の気持ちと準備の予定で、その後の結果は末尾にまとめています。
4月が始まりました。
まずは3月末、年度末の各種承認や締め処理、報告対応をひと通り実施しました。 そして期初といえば、毎年気になるのが人事異動や組織変更の確認です。
ただ、今年はもう、そのあたりをほとんど見ていません。 以前なら「社内組織がどう変わったのか」「誰が昇格したのか」といったことを細かくチェックしていました。 でも今は、気にしないというより、気にならなくなっている自分がいます。
📌 この記事でわかること
- 役職を外れた4月に感じた、仕事と気持ちの変化
- 当時進めようとしていた退職手続き・企業型DC・退職金の準備
- 退職後に確認できた手続きの結果と関連記事
会社の話が、どこか他人事に
幹部の期初挨拶も聞きました。 業績が好調だとか、今年の新人は何人採用したとか、そういう話はあったのですが、正直なところ、あまり興味が持てませんでした。
会社としては良い方向に向かっているのだろう、とは感じます。 ただ、組織の期初挨拶も、昇格者の紹介も、新体制の説明も、 今年はリモートで、まるで他人事のように聞いている自分がいます。
新体制で頑張ってほしい、という思いはもちろんあります。 でも、気持ちの中心はもう会社の外に向いているのだと思います。
メールもチャットも、嘘のように静かになった
4月に入って、変化を実感していることがあります。
前年度がらみの連絡は多少ありますが、 今年度の連絡が、ほとんど来なくなりました。
メールがこない。チャットも来ない。 カレンダーのスケジュールも、スカスカのまま。
去年まではこの時期、組織の何とか委員や何とかメンバーの選出、会議体の決定など、慌ただしく予定が埋まっていました。 今年はそういった役割もなく、私自身も選出されない。
嘘のような静けさです。 忙しさに追われていた頃には想像もしていなかった感覚ですが、 不思議と焦りよりも、じわじわと会社から離れていく感覚の方が強い気がしています。
4月以降の業務が、ほとんどない
3月末に上長へ、4月以降の業務内容を確認しました。 しかし、返ってきたのは「今は何もない」という答えでした。
一応、部長以上の会議が毎週あるので、前年度メンバーとして参加してほしい。 そして、そこで何か話が出てきたら、その都度対応してほしい——。 そんな感じの話でした。
正直、給料泥棒のような気持ちになってしまい、とても申し訳なく思いました。 ただ、これは自分の意図でそうなっているわけではなく、会社の制度と退職のタイミングが重なった結果です。 前年度の業績評価による賞与は6月支給で、その時点で在籍していなければ支払われない。 であれば、6月末まで在籍するのは当然の選択であり、「申し訳ない」と思いすぎることもないのかもしれない——と、頭では理解しています。
それでも、やっぱり少し落ち着かない気持ちは残りますが。
空いた時間にやること
ただぼんやりしていても仕方ありません。 空いた時間を有効に使うべく、やるべきことを整理しています。
今のところ、主に3つを進めていくつもりです。
① 退職に向けた社内手続きの調査
定年退職向けの資料は社内にもいろいろあります。 でも、早期退職向けの資料は意外と少ないのが実情です。 健康保険や年金の切り替え、税金や賞与の扱いなど、定年退職とは違う注意点が多くあるため、一つずつ自分で調べて準備していく必要があります。
② 企業型DC年金 → iDeCo への切り替え手続き
私の場合は、退職後に企業型確定拠出年金(企業型DC)の資産をiDeCoへ移換する予定です。今は移換先や必要書類を確認し、資格喪失後の申し込みに備える段階です。加入状況によって必要な手続きは違うため、運営管理機関の案内を確認しながら進めるつもりです。
③ 早期退職による退職金増額の手続き
早期退職制度に伴う退職金の割増については、手続き上の確認事項が細かくあります。 申請ミスや見落としが起きないよう、こちらも丁寧に確認しながら対応していく予定です。
こうした手続きを進めながら、4月はどうにかこうにか時間は埋まりそうです。
5月以降はどうなるんだろう…
ただ、正直なところ、5月以降のことは全く見当がつきません。
有給休暇が40日以上残っています。 理屈上は、5月以降・6月末まで丸ごと有給消化するということも不可能ではありません。
でも、やっぱり職場の人に迷惑をかけたくないという気持ちがあります。 完全にドライに割り切ることができれば、有給を一気に消化してしまえばいい。 でもなかなかそうはなれない。
これが私のよくも悪くもある性格なのだと思いますし、 たぶんこの気持ちは、退職当日まで続くような気がしています。 このあたりの折り合いのつけ方は、また改めて書いていくつもりです。
解散会の声がけが、少し気持ちを軽くしてくれた
そんな中、昨年度の部下から嬉しい連絡がありました。
「昨年度の組織の解散会をやろう」と、声をかけてもらったのです。
仕事の予定がなくなり、組織の輪からも外れていくような感覚がある中で、 こうして声をかけてもらえることが、素直に嬉しかったです。
一緒に仕事をした仲間と、節目の場を共有できる。 そういう時間が、今の自分の気持ちを少し軽くしてくれている気がしています。
4月というのは新しい体制の始まりであり、本来なら気持ちも引き締まる時期です。 でも今年の私は、会社の新年度を少し遠くから眺めながら、すでに自分の次の生活の準備を静かに進めています。
メールやチャットがこない静かな時間の中で、退職後の人生に向けた足固めをしていく。
——きれいにそう言い切れればいいのですが、まだ少し、落ち着かない気持ちも混じっています。 そんな4月の始まりです。
📋 退職の手続きを時系列で整理した「退職の手続きまとめ」もあわせてご覧ください。
その後の結果
2026年9月の追記内容です。退職から3か月後に、4月に考えていた準備を振り返りました。上の本文は、当時の気持ちと予定を残しています。
- 退職に向けた社内手続きの調査:完了しました。調べた内容と実際に進めた手続きは「退職後の手続き一覧」にまとめています。実際に動いて、当初の理解と違う点も見つかりました。
- 企業型DCからiDeCoへの移換:退職後の7月に申し込み、9月に運用を再開しました。途中でつまずいた点も含め、経過は「企業型DCからiDeCoへの移換の記録」にまとめています。
- 退職金増額の手続き:4月中に正式な退職届と一緒に完了しました。実際に引かれた税額は「退職金の税金を源泉徴収票で確認した記録」をご覧ください。
- 有給休暇:丸ごと消化することはせず、4日間の旅行などに使いました。最終出社日は6月末のままでした。申し訳なさとの折り合いは、退職当日まで続きました。
参考資料
更新メモ
2026年10月4日:冒頭の長い追記を末尾の「その後の結果」へ移し、4月当時の日記から読める形にしました。3つの準備を段落で分け、DCの説明を私の移換予定と退職前の準備に整理しています。掲載済みの実績記事とiDeCo公式資料で内容を確認しました。9月に行った追記を今回の日付へ付け替えたものではありません。

