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国民年金の種別変更|マイナポータルで第1号にする手続きの流れ

手続き
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📌 この記事でわかること

  • マイナポータルでの国民年金の種別変更(第2号→第1号)の具体的な操作手順
  • 必要な準備物と所要時間の目安
  • 実際にやってみて気づいた注意点

退職後は、会社員として加入していた厚生年金(第2号被保険者)から国民年金(第1号被保険者)への種別変更手続きが必要になります。今回はマイナポータルからの電子申請にチャレンジしました。窓口に行かずスマホと自宅のPCだけで完結し、想像していたよりもずっと簡単だったので、実際の画面の流れとあわせて記録しておきます。

以前の記事でも触れましたが、退職後は社会保険の切り替えが必要になります。会社員として加入していた厚生年金(第2号被保険者)から、国民年金(第1号被保険者)への種別変更手続きを行わなければなりません。

この手続きには「退職翌日から14日以内」という期限があるため、早めの対応が重要です。

※届出の期限(退職日の翌日から14日以内)と届出先(住所地の市区町村)は、日本年金機構「国民年金に加入するための手続き」によります。なお令和8年度の国民年金保険料は月額17,920円です(日本年金機構「国民年金保険料」)。保険料額は毎年度改定されます。(いずれも2026年9月10日確認)

退職証明書が届いたので、国民年金の種別変更をすぐ手続き

本日7月6日、会社から退職証明書が届いたので、早速手続きを行いました。

手続き方法は市区町村の窓口で行うのが一般的ですが、現在はマイナポータルから電子申請が可能です。窓口へ行く時間を作らずに済むので、今回は自宅からできるマイナポータルを利用することにしました。

手続きの準備と流れ

必要書類と事前準備

マイナポータルで手続きを行う場合、基本的に次のものを準備すれば問題ありません。

  • マイナンバーカード
  • 退職日が確認できる書類(いずれか1点):離職票、退職証明書、社会保険資格喪失証明書など

今回は、最も早く入手できた「退職証明書」を使用しました。この書類はアップロードが必要になるため、事前にPDFまたはJPEG形式でデータ化しておく必要があります。アップロード時の制限は、1ファイルあたり3MB以下・合計6MB以下で、ファイルにパスワードを設定しないよう案内がありました。

マイナポータルでの実際の手続きの流れ

マイナポータルでの手続きは、おおむね次のような流れでした。
※文末に実際の画面を掲載しています

  • マイナポータルの「手続き」から「国民年金の加入や納付」→「国民年金への加入」を選択
  • 必要な手続き一覧から「資格取得(種別変更)届」を選び、手続きに進む
  • 本人情報の入力:iPhoneでマイナンバーカードを読み取り、氏名・生年月日・住所・性別などを自動入力
  • 二次元コードの読み取り:マイナポータルアプリで画面のQRコードを読み取り、本人情報を確認
  • 申請情報の入力:該当年月日と理由等を入力
  • 添付書類のアップロード:退職証明書のデータを添付
  • メールアドレスの確認:申請結果を受け取るメールアドレス・通知設定を確認
  • 内容を確認のうえ「申請する」を選択

申請情報の入力画面では、該当年月日として資格喪失日(退職日の翌日)にあたる2026年7月1日を、理由等として「厚生年金(共済含む)からの移行」を選択しました。プルダウンから選ぶだけなので、内容さえ理解していれば迷う場面はありませんでした。

添付書類のところでは、書類の種類を「その他のファイル」にしたうえで、添付書類名の欄に「退職証明書」と入力し、ファイルを選択してアップロードしました。これで申請情報の入力はほぼ完了です。

マイナポータルでの手続きは想像以上に簡単だった

正直な感想としては「非常に簡単」でした。

私はIT業界に長くいたこともあり、この手の手続きには慣れている面もありますが、それを差し引いても難しいポイントはありません。書類を準備したうえで画面の指示に従って進めれば、慎重に確認しながらでも10分もかからず完了しました。

窓口での待ち時間や移動時間を考えると、自宅で短時間で完結するマイナポータルは非常に便利です。電子申請は強くおすすめできます。

やってみて分かった注意点

「送信完了」と「審査完了」は別モノ

1点、申請を終えたあとに気づいたことがあります。「申請する」を押すと「申請情報の送信完了」という画面が表示されますが、これは審査が終わったという意味ではありません。

画面には「審査完了まで最長で2〜3か月程度かかる場合がございます」との案内が出ていました(これは定型文で、実際にはそこまで時間はかからないと思います)。メールアドレスを登録し通知を希望していれば、審査状況が更新されたタイミングでメールが届きますが、登録していない場合は自分で定期的にマイナポータルにログインし、「やること」の画面から確認する必要があるとのことです。

申請の入力自体は10分ほどで終わりましたが、正式に手続きが完了するまでには、もう少し時間がかかりそうです。先日のiDeCoの手続きでも「申し込み完了」と「審査完了」が別だと感じましたが、今回も似たような構造でした。手続き自体は終えたつもりでも、しばらくは通知を待つ期間が続くというのは、退職後のさまざまな手続きに共通するパターンなのかもしれません。

離職票が遅い問題への対応

今回のポイントの一つが、書類の入手タイミングです。

私が所属していた会社からの案内では、離職票の発行には約14日かかるとのことでした。これだと手続き期限(退職翌日から14日以内)とほぼ重なってしまい、ややタイトです。そのため、先に入手できる退職証明書を使って手続きを行いました。結果的に、これで問題なく対応できました。

国民年金の種別変更・手続きのポイントまとめ

今回の経験からのポイントは、次のとおりです。

  • 手続き期限(退職翌日から14日以内)に注意する
  • 離職票の発行を待たず、先に入手できる書類(退職証明書など)で対応する
  • マイナポータルを使えば、窓口に行かず短時間で申請が完結する
  • ただし「送信完了」=「審査完了」ではない。審査には少し時間がかかる場合がある

初めてでも心配不要

今回初めての手続きだったため、事前は少し心配していました。しかし実際にやってみると、手続きの目的や流れを理解していれば、特に難しいものではありませんでした。必要書類さえ揃えれば、過度に構える必要はないと感じています。

これから退職を迎える方の参考になれば幸いです。審査完了の通知が届いたら、また記録しておきたいと思います。退職後の手続きは、今回の国民年金のほかにも健康保険の任意継続や健康保険の選び方など、期限のあるものが続きます。あわせて参考にしていただければと思います。

参考:実際の手続き画面

私自身、事前に具体的な画面イメージがわからず不安だったので、実際にやってみた画面を順番に載せておきます。(私はPCで申請を実施し、部分的にiPhoneを使用する形です)2026年7月時点の画面です。マイナポータルの画面デザインや手順は今後変更される可能性があるので、その点はご了承ください。

マイナポータルの「おかね」メニュー画面。公金受取口座・年金・給付金・税・所得などが並んでいる

① 「手続き」メニューから「国民年金の加入や納付」を選択

マイナポータルの手続きメニューから「国民年金の加入や納付」を選ぶ画面

② 手順1:希望する手続きとして「国民年金への加入」を選択

希望する手続きとして「国民年金への加入」を選択する画面

③ 手順2:必要な手続き一覧から「資格取得(種別変更)届」を選び、手続きに進む

必要な手続き一覧から「資格取得(種別変更)届」を選ぶ画面

④ 本人情報の入力:iPhoneでマイナンバーカードを読み取り

⑤ 二次元コードの読み取り:マイナポータルアプリでQRコードを読み取り、本人情報を確認

マイナポータルアプリで二次元コードを読み取り、本人情報を確認する画面

⑥ 資格取得(種別変更)届(入力):本人情報(マイナンバーなど)を確認

資格取得(種別変更)届の入力画面で、マイナンバーなどの本人情報を確認するところ

⑦ 申請情報の入力:該当年月日(2026年7月1日)と理由等(厚生年金(共済含む)からの移行)を入力

申請情報の入力画面。該当年月日と、理由として「厚生年金(共済含む)からの移行」を入力するところ

⑧ 添付書類のアップロード:退職証明書を添付

添付書類のアップロード画面で、退職証明書を添付するところ

⑨ メールアドレスの確認:申請結果を受け取るメールアドレス・通知設定を確認

申請結果を受け取るメールアドレスと通知設定を確認する画面

⑩ 内容を確認し、「申請する」を選択

入力内容を確認して「申請する」を押す画面

⑪ 申請情報の送信完了。審査完了まで最長2〜3か月程度かかる場合がある旨の案内が表示される

「申請情報の送信完了」の画面。審査完了まで最長2〜3か月かかる場合があるという案内が出ている

申請後はこのような感じで進捗を確認できます。通知も来ます。
私は口座振替納付と付加保険料納付の申請も行いました。
※付加保険料は、「国民年金の保険料に、任意で毎月400円だけ上乗せして払うと、その分だけ将来の年金が増える仕組み」です。

この付加年金、金額は地味ですが仕組みはかなり優秀です。日本年金機構「付加保険料の納付」によると、上乗せされる年金額は「200円 × 付加保険料を納めた月数」(年額)です。つまり1年納めれば納付額は4,800円、増える年金は年2,400円。受け取り始めて2年で元が取れ、その後はずっとプラスという計算になります(2026年9月10日確認)。

ひとつだけ注意点があります。付加保険料を納めると、その分だけiDeCoの拠出限度額が減ります。私の場合、第1号被保険者のiDeCo上限は月68,000円のはずが、付加保険料400円を納めているため月67,000円になりました(1,000円単位で切り捨てられるため)。iDeCoを上限いっぱいまで使いたい方は、どちらを優先するか考えたうえで申し込んでください。詳しくは「企業型DCからiDeCoへの移換手続き」に書いています。

マイナポータルの「やること」画面。申請した3件が「処理中」と表示されている状態

7/6と7/8申請→7/10と7/17に完了しました。

マイナポータルの「やること」画面。3件の申請が「完了」に変わり、完了日が表示されている状態

7/21にマイナポータルから通知がありました。
ログインして確認すると8月末から口座振替を開始する案内でした。

マイナポータルに届いた「国民年金保険料 口座振替開始(変更)通知書」
「国民年金保険料 口座振替額通知書」。毎月の保険料額と振替日が一覧になっている

7/28に郵便で国民年金の振り替え用紙が届きました。
上記の通り、口座振替に申し込み済みなので、振込用紙自体は不要のはずです。
ちょっと紛らわしいですね。


この記事の根拠(一次資料と確認日)

  • 種別変更の届出期限(退職日の翌日から14日以内)、届出先、必要書類……日本年金機構「国民年金に加入するための手続き」
  • 国民年金保険料の月額(令和8年度:17,920円)……日本年金機構「国民年金保険料」
  • 付加保険料(月400円)と付加年金の額(200円×納付月数)……日本年金機構「付加保険料の納付」
  • マイナポータルの画面・操作手順・所要時間・審査完了までの経過……2026年7月に私が実際に申請したときの記録です。画面デザインや手順は変更される可能性があります

一次資料の確認日:2026年9月10日/制度は改正されることがあります。手続きの際は必ず最新の情報をご確認ください。

※この記事の内容は個人の手続き記録であり、税務・社会保険に関する公式なアドバイスではありません。制度は改正される可能性があるため、最新情報は税務署・年金事務所等の公式窓口でご確認ください。

📋 退職の手続きを時系列で整理した「退職の手続きまとめ」もあわせてご覧ください。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。関東在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職しました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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