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財布の10万円が4年間減らなかった話|キャッシュレス化とMoneyForward MEを退職後も続ける理由

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先日、4年ぶりに現金をATMでおろしました。そのとき気づいたのは、4年前に財布に入れた10万円がほとんど残っていたということ。日常生活で現金を使う場面が、それだけ減っていたのです。退職を前に、キャッシュレス化と家計管理ツールの組み合わせについて改めて整理してみました。

先日、久しぶりに現金をATMでおろしました。よく考えてみると、4年ぶりのことでした。

4年前に財布に入れた10万円が、ほぼそのまま残っていました。4年間でほとんど現金を使わずに生活できていた——改めて気づくと、自分でも少し驚きました。

4年間で現金を使ったのはこれだけ

4年間で現金払いになった場面を振り返ると、おおむね次の3つです。

  • 床屋
  • 会食のときの割り勘(幹事が現金回収のケース)
  • 旅行先の入館料・入場料、小さなお店(現金しか対応していない場所)

それ以外はほぼすべてクレジットカードかQRコード決済で済んでいます。スーパー、コンビニ、ネット通販、交通系——日常のほとんどはキャッシュレスで完結するようになりました。

最近は外出時に財布を持たずスマホだけで出かけることも増えています。「現金しか使えない場所なら買わなくていい」という気持ちになっていることも正直あります。

一度だけ困った話:屋台で何も買えなかった

スマホ1台で外出して困ったことが一度だけありました。近所を散歩していたら偶然お祭りに遭遇したのですが、財布を持っていなかったため屋台で何も買えなかったのです。

たこ焼きを食べようと思ったのに、残念ながら断念しました。ただ、「困ったこと」といえばそれくらいです。4年間でこのエピソード一つというのは、やはりキャッシュレス化の恩恵が大きかったと感じています。

キャッシュレス化がMoneyForward MEの効果を引き出す

MoneyForward MEは10年以上前から使い続けています。銀行口座・証券口座・クレジットカード等を登録しておくと、入出金の履歴が自動で取り込まれ、何にいくら使ったかが可視化されます。

ただし、この自動連携が機能するのはキャッシュレス払いが前提です。現金で払った分は手動で入力しない限り記録されません。キャッシュレス化を進めることで、MoneyForward MEの家計管理が実質ノーメンテナンスに近い状態になります。

主要なクレジットカードや銀行口座・証券口座はほぼ自動連携に対応しており、QRコード決済も多くのサービスが連携に対応しています(対応状況はサービスにより異なります)。退職前にクレジットカードを整理したのも、使うカードを絞ることで管理をシンプルにするためでした。カードが多すぎると連携先も増えて、かえって煩雑になります。

ちなみに、MoneyForward MEの無料会員登録も、ポイントサイトのハピタスの案件ページを経由するとポイントがもらえます。ハピタス未登録の方はこちらの紹介リンクから無料登録できます。※当サイトの紹介リンクのため、登録・条件達成で当方に特典が入ります。

取り崩し期こそ、支出の見える化が重要

資産形成期は「貯める・増やす」が軸でしたが、退職後の取り崩し期は「使い過ぎない」ことが生命線になります。

シミュレーション上の月次生活費の想定と実際の支出が乖離してくると、資産の持続性に影響が出てきます。毎月の支出が明確に把握できていれば、「年金と資産取り崩しを合わせて今月いくらまで使えるか」という計算を正確に立てやすくなります。

逆に言えば、現金を多用していると支出の記録が途切れ、月次の収支がぼやけてしまいます。退職後に収入が不安定になるフェーズでは、これが思わぬ盲点になりかねません。

もう一つのメリットは、支出の「変化」に気づきやすい点です。記録が蓄積されることで、前の年と比べて食費が増えた、医療費が上がってきた、旅行への支出が変わった——といった変化を月次・年次で確認できます。退職後は生活スタイルが変わる局面が多いだけに、支出の変化をタイムリーに把握できることは、家計管理の安心感につながると思っています。

小銭の扱いに困るようになってきた

最近、財布の中に小銭が溜まると使い道に困るようになってきました。コンビニでもスーパーでもキャッシュレス払いが当たり前になっているので、小銭を使う機会がほとんどないのです。

社会全体のキャッシュレス化が進む中で、個人が現金を持ち歩く必要性はこれからも下がり続けるのではないかと感じています。

まとめ:退職後も続ける理由

キャッシュレス化とMoneyForward MEの組み合わせは、退職前の今だけでなく、退職後の取り崩し期にこそ真価を発揮すると思っています。支出の自動記録→家計の見える化→取り崩しペースの管理、という流れがシームレスにつながるからです。

特別な家計簿をつける習慣が続かなかった人でも、キャッシュレス払いを徹底するだけで月次の支出がほぼ自動で把握できるようになります。財布の中の10万円が4年間で減らなかったという事実が、その効果を一番わかりやすく示してくれていると思っています。

かなり先の将来、年を重ねて支出の把握自体が難しくなるようなタイミングでは、シンプルな現金管理のほうが合う場合もあるかもしれません。ただ、私も妻もいわゆる衝動買いや大きな買い物をするタイプではないので、当面はこのキャッシュレス×MoneyForward MEの体制をそのまま続けるつもりでいます。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。神奈川県在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職しました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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