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社会人最後の賞与を受け取った——退職直前に過去最高額が出た話

退職日記
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6月末での退職を前に、社会人として最後の賞与が支給されました。支給額は約300万円——私の人生で過去最高額です。退職が見えている立場でも公正に評価していただいたことへの感謝と、この賞与が持つ意味を書いておきます。

6月末での退職を前に、社会人として最後の賞与が支給されました。

退職がすでに決まっている立場で受け取る賞与は、どこかこれまでと違う重みがありました。これが最後だと思いながら振込明細を確認したとき、不思議と感慨よりも感謝の気持ちのほうが先に来ました。

「3月退職」か「6月退職」か、賞与が決め手だった

退職時期を決める際、3月末と6月末の2択で迷いました。

当社の制度では、賞与は支給時点で在籍していることが条件です。夏の賞与は6月末に支給されるため、3月末に退職してしまうと受け取ることができません。退職届を出した時点では、この賞与の金額はまだわかりませんでした。それでも「受け取れるものは受け取ってから辞める」という判断で6月末を選びました。結果として、その判断は非常に大きな意味を持つことになりました。

賞与の評価制度と、今回の結果

当社の賞与は、年初に上司と合意した業績目標をもとに決まります。約10~20項目の指標について達成率や達成度合いで点数化し、個人評価を算出します。そこに会社業績や組織評価が掛け合わされ、最終的な賞与額が決まる仕組みです。

今回の私の最終評価は、ほぼ自己評価通りの結果でした。制度上は上司による一定の裁量調整も可能ですが、退職が決まっている立場であることを考えると、多少の下方調整が入っても仕方ないとも思っていました。しかし実際にはそうしたことはなく、これまでの業務に対して正当に評価していただいたと感じています。

会社全体としては過去最高益という年でした。一方で、私の所属組織はやや苦戦した面もあり、会社全体の伸び率とは少し差がある結果となりました。それでも前年よりは増加し、今回の賞与の支給額は約300万円となりました。私の社会人生活の中で、過去最高額の賞与です。

公正な評価への、素直な感謝

退職が見えている立場での賞与評価は、正直なところ少し心配していました。上司の裁量の中で調整が入っても文句は言えない——そういう気持ちもどこかにありました。

しかし蓋を開ければ、自己評価通りの評価でした。最終的な決定には上司だけでなく、より上位の判断も関わります。制度として約束されていたことがきちんと守られたことに、会社と上司への感謝の気持ちが素直に湧いてきます。33年間、この会社でよかったと思える瞬間の一つでした。

この賞与が持つ意味

早期退職を決意した時点では、この賞与についてはそれほど重視していませんでした。

ただ実際には、子どもの大学の学費の半年分で約70万円の支出があります。またイラン情勢やホルムズ海峡を巡る動きによって相場が不安定な局面もあり、資産の動きが読みにくい時期が続いていました。

そうした中での約300万円は、支出の補填という意味でも、資産を積み上げるという意味でも、大きな安心材料になっています。「もらえたらラッキー」くらいに思っていたものが、結果としてこれほどの額になるとは、正直なところ想定を超えていました。

これから揃う最後のピース

今回の賞与で退職前の資金の輪郭が見えてきましたが、全体像が揃うまでにはまだ少し時間がかかります。

  • 7月末:最終給与の支給(6月勤務分が翌月支給)
  • 7月:退職一時金の受取
  • 8月:企業年金(一括受取分)の受取

退職金説明会で確認した通り、これらがすべて揃って初めてFIRE後の資産の全体像が見えてきます。一方で、住民税の一括納付や任意継続健康保険の保険料など、退職後に発生するコストも控えています。入りと出を整理した上で、資金計画をより具体的に詰めていくつもりです。

最後の賞与を受け取って

社会人として最後の賞与を受け取った今、33年間の仕事を一つの区切りとして振り返っています。

過去最高額という結果は、会社が好調だったこと、自分なりに最後まで仕事に向き合ったこと、そして制度がきちんと機能したこと——そのすべてが重なった結果だと思っています。退職を前にしたこのタイミングで受け取ることができたのは、本当にありがたいことでした。

退職まで、残りわずかです。


退職予定者が賞与について確認しておきたい3つのこと

私の体験をふまえて、退職を控えた方が賞与について確認しておきたいポイントを整理しておきます。

  • 就業規則の「支給日在籍条項」を確認する——多くの会社では「支給日に在籍していること」が賞与の支給条件です。退職日が支給日の前か後かで、もらえるかどうか自体が変わります。
  • 退職日の設定次第で数十万円単位の差が出る——同じ時期に辞める場合でも、支給日をまたぐかどうかで手取りは大きく変わります。退職日を決める前に、賞与の支給日と査定期間を確認しておく価値があります。
  • 賞与は「もらえたらラッキー」として資金計画を立てる——査定や業績によって額は大きく変動します。私は結果的に想定を超える額をいただきましたが、資金計画はあくまで賞与ゼロでも成立する形にしておくのが安全です。

※賞与の支給条件は会社の就業規則・賃金規程によって異なります。正確なところは、必ずご自身の会社の規程でご確認ください。

📋 退職の手続きを時系列で整理した「退職の手続きまとめ」もあわせてご覧ください。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。神奈川県在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職しました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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