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2026年7月の資産状況│退職金入金で8,384万円、ダム戦略で現金を積み上げる

資産公開
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退職後はじめての月次報告です。7月は退職一時金の入金があり、資産は前月比+1,685万円(+25.1%)の8,384万円となりました。

グラフの棒が一段跳ね上がっているのは、もちろん運用がうまくいったからではありません。33年間働いた対価が、一度にまとめて着地しただけのことです。ただ、この「まとまった現金をどう扱うか」が、退職後の資産運用でいちばん最初に向き合うテーマになりました。

📊 2026年7月末の資産状況

📊 資産推移(2013-12〜2026年7月)
現在の資産(2026-07末)
8,384万円
前月差(2026-06比)
+1,685万円
25.1%
6か月前差(2026-01比)
+2,757万円
49.0%
1年前差(2025-07比)
+3,679万円
78.2%
資産推移グラフ
2026-07🟦 預金・現金・債券: 2,050万円🟩 株式: 1,151万円🟪 投資信託: 3,279万円🟧 年金(iDeCo): 1,904万円合計: 8,384万円
預金・現金・債券
2,050万円24.4%
前月差 +1,570万円
株式
1,151万円13.7%
前月差 +48万円
投資信託
3,279万円39.1%
前月差 +38万円
年金(iDeCo)
1,904万円22.7%
前月差 +29万円

預金・現金・債券が前月から+1,570万円と大きく伸びている一方、株式・投資信託・年金は合計でも+115万円ほど。7月の増加分は、ほぼそのまま退職一時金の入金によるものだとわかります。

💰 退職一時金が予定どおり入金された

7月の資産増加の主因は、退職一時金(約1,700万円)の入金です。

正直に言うと、着金するまでは少し落ち着きませんでした。金額の通知も受け取っていましたし、問題があるはずもないとわかってはいるのですが、大きな金額だけに「本当に振り込まれるまでは安心できない」という気持ちがどこかにありました。無事に着地して、ようやくひと安心です。

8月には、企業年金の一時金として約700万円の受け取りを予定しています。企業年金を年金ではなく一時金で受け取るのは、退職所得控除を最大限使い切るためです。この設計については退職金の記事で詳しく書いています。

💸 7月の支出:任意継続の前納と、家電の買い替え

7月の支出で大きかったのは、健康保険の任意継続の保険料です。割引のある通年前納を選び、7月分と翌年3月分までをまとめて約44万円を納付しました。月々払っていく形に比べればまとまった出費ですが、割引分を取りに行った結果です。

生活面では、ドラム式洗濯機が故障し、買い替えることになりました。ちょうど同じタイミングで冷蔵庫も更新することにし、リサイクル費用と運搬・設置費込みで約50万円。こちらの引き落としは8月です。退職直後にこの出費は少し痛いところですが、どちらも毎日使うものなので、必要な支出と割り切りました。

国民年金については、マイナポータルで手続きした種別変更が完了し、第1号被保険者として7月分から保険料が発生しています。保険料に付加保険料を加えて月額18,260円(前納割引を含む)で、7月分は8月末の引き落とし予定です。

📥 7月の積立:相変わらず淡々と継続

相場の動きに関係なく、7月も積立は粛々と継続しました。内容は6月と変わりません。

口座名義商品金額
積立NISAeMAXIS Slim S&P500(50%)+ オールカントリー(50%)100,000円
積立NISAeMAXIS Slim S&P500(50%)+ オールカントリー(50%)100,000円
iDeCoeMAXIS Slim S&P500(50%)+ オールカントリー除く日本(50%)23,000円
合計223,000円

※ iDeCoはSBI証券の取り扱い上、オールカントリー(日本除く)を選択しています。

🏞️ 「ダム戦略」で、時間をかけて投資に回す

退職金というまとまった現金が入ってきましたが、これを一気にリスク資産へ振り向けることはしていません。「ダム戦略」と呼んでいる考え方で運用しています。

ダムに水をためるように、まずは現金や安全資産として資金をプールしておき、そこから時間をかけて、必要な分だけ少しずつ投資に流していく——そういう方針です。

一度に大きな金額を投資へ出してしまうと、投入タイミングそのものがリスクになります。運悪く高値づかみになれば、退職直後の資産に大きな傷がつきかねません。これは以前から気にしている順序リスクそのものです。当面は現金比率を高めに保ち、生活費と予備資金をしっかり確保したうえで、残りを安全性の高い商品で運用しながら、相場環境と自分の心理状態を見つつ、段階的にリスク資産へ移していくイメージでいます。

🏦 プールした現金の置き場所

ダムにためている間も、ただ普通預金で寝かせておくのはもったいないので、安全性を保ちつつ少しでも利息を取りに行っています。

  • 個人向け国債(変動10年):約500万円まで買い増し。リバランスのルールで「個人向け国債(変動10年)を500万円確保する」と決めていたので、その水準まで積み上げました。変動金利型なので、今後金利が上がる局面でも受け取る利子が追随してくれます
  • SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金:3か月・年利1.400%のキャンペーンを使って1,000万円を預け入れ

SBI新生銀行の口座を開設していたのは、まさにこういう場面のためでした。口座を作った時点では「退職金の受け皿」くらいのイメージでしたが、実際にキャンペーン金利を使えたので、開設しておいてよかったと思っています。

株式投資のようなリターンは望めませんが、当面使う予定のない資金を「ただ置いておく」のではなく、リスクを抑えながら少しでも増やす。取り崩し期に入った今は、こういう地味な積み重ねも意識するようになりました。

📉 市場は一進一退、月末には為替介入も

7月の市場は、全体として一進一退の展開でした。イラン情勢などの地政学リスクが引き続き意識される中、国内では半導体関連株の値動きが大きい月だった印象です。

さらに月末には為替介入があり、外国株を中心としたリスク資産に為替面での影響が出ました。ドル建て資産を多く持っていると、こうした局面では評価額が上下しやすくなります。株価そのものだけでなく、為替の動きも含めて資産を見る必要があると、あらためて感じました。

S&P500やオールカントリーも上下はありましたが、ポートフォリオ全体としては大きな変動はなく、投資分としては小幅なプラスにとどまりました。

🗓️ 今後の収入と支出の見通し(超概算)

今後のキャッシュフローは、次のように見込んでいます。

  • 2026年8月:企業年金の一時金 約700万円
  • 2026年9月以降失業給付と妻の給与が主なキャッシュフロー

支出面では、次の項目を見込んでいます。

  • 家電(洗濯機・冷蔵庫):約50万円(8月引き落とし)
  • 国民年金:月額18,260円(付加保険料・前納割引を含む)
  • 住民税:2026年7月〜2027年5月で約50万円を想定

住民税はまだ通知待ちの状態です。届き次第、金額を確認して計画に組み込む予定です。退職後の手続き全体のスケジュールとあわせて、支出のタイミングを管理していきます。

😐 給与がなくなって、下落の感じ方が変わった

7月、自分でも意外だった変化があります。

7月末に、1日で2%弱の下落があった日がありました。金額にすればそれなりの額ですが、率としては特別に大きいわけではありません。会社員だった頃なら、こういう日があっても「まあ、そういう日もある」と受け流していたはずです。実際、これまで何度もそうしてきました。

ところが今回は、同じ値動きなのに、少し不安を感じている自分がいました。理由ははっきりしています。毎月入ってきていた給与が、もうないからです。下がった分を来月の給与で埋め合わせられる——その前提が消えただけで、同じ数字の受け止め方がこれほど変わるのかと、正直驚きました。

これから先、2%どころではない下落が必ずどこかで来ます。そのときに動揺しすぎないために、ダム戦略で確保した現金と安全資産が土台になるはずです。手元に十分な現金があれば、下落局面でも慌てて売る必要がありません。逆に言えば、この土台があるからこそ、残りの資産は長期の視点で持ち続けられます。

✍️ まとめにかえて

7月は退職金の入金で数字が大きく動きましたが、これは資産が「増えた」というより、これまで積み上げてきたものが形を変えて手元に来ただけ、という感覚に近いです。ここからが本当のスタートだと思っています。

当面は、あらかじめ決めた投資方針に沿って、積立とリバランスを粛々と続けるだけです。ダムにためた現金を、時間をかけて少しずつ流していく。焦らず、順序リスクに気をつけながら進めていきます。

数字の動きに一喜一憂せず、長い目で見ていく——毎月書いていることですが、給与がなくなった今、この言葉の重みが少し変わった気がしています。マーケットの動きと自分の心理状態、その両方を確認しながら、記録を続けていきます。

前月、2026年6月の資産状況

📊 これまでの資産推移をまとめて見たい方は「月次資産公開まとめ」をご覧ください。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。神奈川県在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職しました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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