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パナソニックNA-LX127ELに買い替え|東芝ZABOONから13年ぶり

退職後の暮らし
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📌 この記事でわかること

  • 13年使ったドラム式洗濯機を「修理せず買い替える」と判断した3つの理由
  • パナソニックの指定価格制度と、値引きできない家電を少しでも安く買うタイミング
  • 洗濯機と冷蔵庫で約50万円という支出を、早期退職後の家計にどう位置づけたか

7月に、13年間使い続けたドラム式洗濯乾燥機、東芝ZABOON TW-Z9500を買い替えました。新しく我が家にやってきたのは、パナソニックのNA-LX127ELです。

長年連れ添った家電を手放すのは、ちょっとした感慨があるものです。買い替えから1か月ほど使ってみて、そろそろ落ち着いて振り返れるようになったので、判断に至るまでのプロセスと実際の使用感を、数字も交えて記録しておきたいと思います。

東芝ZABOON、13年お疲れ様でした

13年使った東芝のドラム式洗濯乾燥機ZABOON TW-Z9500。洗面所に設置された状態

まずは、これまでの13年間を簡単に振り返っておきます。

過去4回の修理は、すべて「乾燥系」だった

ZABOONは13年の間に、4回ほど修理をしています。原因はいずれも「乾燥が甘くなる」というもので、内部の清掃が必要な症状でした。自分で対応できる範囲ではなかったため、毎回業者を呼んで対応してもらっていました。

保証期間中は無償で対応してもらえましたが、保証が切れてからの直近2回は有償修理となり、1回あたり15,000円〜20,000円ほどかかっていました。

今回は「違うタイプの故障」だった

これまでの故障はすべて乾燥系のトラブルでしたが、今回発生したのは給水エラーでした。水が入らないままエラーで止まってしまうという症状で、給水まわりの不具合と思われます。

これまでとは異なる箇所の故障であることに加えて、このエラーがほぼ毎回発生するようになったことが、買い替えを決断する大きなきっかけになりました。「またどこかを直せば使える」という状態ではなく、「次はどこが壊れるか分からない」という不確実性のほうが大きくなってきた、という感覚です。

購入から13年が経過していることも踏まえ、修理を重ねて延命するよりも、買い替えのタイミングだと判断しました。

修理と買い替え、どちらが得だったのか

正直なところ、目先の支出だけを見れば、修理を続ける方が圧倒的に安く済みます。実際、過去2回の有償修理費用は合計で3万円〜4万円程度でした。今回も同じくらいで直るなら、修理のほうが安いことは計算するまでもありません。

ただ、13年という経過年数を踏まえると、修理費の比較だけでは測れない要素があると考えました。私が天秤にかけたのは、次のような点です。

判断材料 修理して使い続ける 買い替える
目先の費用 1回あたり1.5〜2万円 約27万円
次の故障 いつどこが壊れるか読めない 新たに保証期間がつく
電気代 13年前の省エネ性能のまま 省エネ性能の向上が見込める
部品供給 補修部品の保有期間を過ぎると修理不能になる可能性 当面は心配なし

電気代については、正確な比較データを取ったわけではないので断言はできません。ただ、13年分の技術進化を考えれば、いくらかは削減が見込めるだろうと考えています。

それ以上に大きかったのは、「次はどこが壊れるか分からない」という不安から解放されることでした。毎日使うものが、いつ止まるか分からない状態で回り続けている。これは地味に、しかし確実にストレスになります。数字には表れませんが、これも立派なコストだと感じました。

厳密な損益分岐点を出すことはできませんでしたが、「数字だけでは測れないコスト」も含めて、買い替えを選択しています。

なぜパナソニックを選んだか

新しく設置したパナソニックのドラム式洗濯乾燥機NA-LX127EL。同じ場所に置き換えた状態
買い替えを決めてから販売店に相談したところ、パナソニックのNA-LX127ELをすすめられました。発売からしばらく経っているので価格もこなれてきている、というのが理由のひとつでした。

あわせてインターネットでも調べてみたのですが、昨今のドラム式洗濯機についてはパナソニックの評判が良いという声を多数目にしました。特に、前の東芝で悩まされていた「乾燥系にホコリが溜まる」という故障要因についても、パナソニックでは対策が進んでいるという評価が見られたことが、決め手になっています。

もっとも、これは私が調べた範囲での印象です。メーカーごとの得手不得手は世代によっても変わるので、購入を検討される方はご自身でも最新の情報を確認されることをおすすめします。

値引きできない家電をどう買うか──パナソニックの指定価格制度

今回、洗濯機本体の購入価格は約270,000円でした。

調べていて初めて知ったのですが、パナソニックのドラム式洗濯機など一部の白物家電は「指定価格制度」という仕組みの対象になっています。メーカーが販売価格を決め、販売店側では値引きをしないという売り方です。そのため、どの店で買ってもほぼ同じ価格になります。家電量販店で価格交渉をするという、これまでの常識が通じません。

ではまったく安く買えないのかというと、そうでもありません。値引きは店頭ではなく、メーカー側の価格改定という形で行われます。発売からの時間の経過に応じて、メーカーが販売価格を見直していくという流れです。

NA-LX127ELの発売は2025年10月1日でした。私が購入したのは2026年7月ですから、発売からおよそ9か月が経過したタイミングになります。結果的に、価格がこなれてきた時期に買えたことになります。

実際、この記事を書いている8月時点であらためて価格を見てみると、私が買ったときよりもう少し下がっていました。1か月の差でこれくらいは動くようです。もっとも、人気の高いモデルはあまり値下がりしないという話もあるようですので、「待てば必ず下がる」と考えるのは危険かもしれません。

そもそも、故障してから慌てて買うと待つという選択肢そのものがなくなります。私も結果的にはそのパターンでした。そろそろかなと思った時点から価格の動きを眺めておくくらいが、ちょうどよいのかもしれません。

ちなみに、13年前に購入した東芝ZABOONは、記憶が正確であれば13万円ほどだったと思います。単純比較で約2倍。家電のインフレを、あらためて実感しました。

冷蔵庫も同じタイミングで買い替えた

今回は洗濯機とは別件で、同じく13年前に購入した冷蔵庫も同時に買い替えています。

冷蔵庫のほうは故障していたわけではありません。ただ、こちらも購入から13年が経過しており、冷蔵庫は24時間動き続ける家電なので省エネ性能の向上による効果が出やすいという話を聞いたことから、この機会に更新することにしました。

白物家電は運搬費や設置費、古い製品の引き取り費用が別途かかります。まとめて手配したほうが日程調整も楽ですし、業者の出入りも一度で済みます。これが、同時に買い替えたもうひとつの理由です。

なお、洗濯機と冷蔵庫はどちらも家電リサイクル法の対象品目です。処分する際にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。リサイクル料金の目安は洗濯機・衣類乾燥機で2,530円、冷蔵庫(171リットル以上)で4,730円ほどですが、メーカーによって金額が異なり、改定されることもあります。買い替え時の見積もりに含まれているかどうかは、確認しておくと安心です。

これらを合わせて、洗濯機と冷蔵庫の支出は7月の資産状況の記事でも触れたとおり、リサイクル費用・運搬・設置費込みで合計約50万円になりました。カードの引き落としは8月です。

早期退職後の家計から見た、50万円という支出

金額としては、決して小さくありません。退職して間もない時期の50万円ですから、正直なところ痛い出費です。

ただ、我が家の資産シミュレーションでは、月々の生活費35万円とは別に、特別費(冠婚葬祭・住宅維持など)として毎年40万円を積み立てる前提を置いています。家電の更新も、この特別費の枠で備えているつもりの支出です。

今年は50万円ですから、40万円の枠は超えました。とはいえ、特別費というのはもともと毎年きれいに40万円ずつ出ていくものではありません。何もない年もあれば、重なる年もある。複数年で均せば収まる範囲だと考えています。

なお、この直後にスマートフォンも買い替えることになりました。Pixel 11 Proへの買い替えは下取りを活用して実質的な負担を抑えましたが、続けざまの出費であることに変わりはありません。特別費の枠をどう捉えるかという点では、洗濯機とまったく同じ物差しで判断しています。

正確に言えば、「7月に洗濯機が壊れる」というタイミングは想定外でした。退職後1か月の振り返りでも、想定外の出来事として書いたとおりです。ただ、13年使った家電がいつか更新時期を迎えること自体は、当然の前提です。タイミングは想定外でも、支出そのものは織り込み済み。そう整理したことで、資産全体の方針を見直すような話ではないと判断できました。

手放すものと、手放さないもの

現役時代、ドラム式洗濯乾燥機は「時間がないので、時間をお金で買う」という、投資対効果のはっきりした家電でした。洗濯物を干す手間がなくなるというのは、想像以上に生活を変えてくれます。

そして今、ドラム式はすでに生活の一部に完全に溶け込み、必需品になっています。今回の買い替えにあたっても、縦型洗濯機に戻すという選択肢は最初から検討外でした。時間ができた今なら干せるのではないか、とは考えなかったということです。

早期退職後は生活費を見直し、切り詰められるところは切り詰めています。車は退職前に売却しましたし、仕事で使っていたものも思い切って断捨離しました。使わなくなったものは、迷わず手放す方針です。

その一方で、一度手に入れた生活水準やQOLを支えている必需品への投資は、後退させない。削るところは削り、残すところは残す。そんなメリハリのある使い方を意識しています。何でもかんでも切り詰めると、結局のところ長続きしないと思うのです。

NA-LX127ELを1か月使ってみて

ここからは、実際に使ってみての感想です。

洗濯から乾燥完了までの時間が半分以下に

以前の東芝の機種では、洗濯から乾燥完了まで4時間ほどかかっていましたが、新しい機種では2時間弱で完了します。体感でもかなり大きな違いです。

朝起きてすぐに洗濯機を回し、その間にウォーキングに出かけて、戻ってくる頃には乾燥まで終わっている。退職後に定着してきた生活リズムが、以前よりずいぶん組み立てやすくなりました。

洗剤・柔軟剤の自動投入が想像以上に楽

これまでは毎回、洗剤や柔軟剤を都度計って入れていました。新しい機種では1リットルほど入るタンクに事前にまとめて入れておくと、洗濯物の量に応じて機械側が適量を判断し、自動で投入してくれます。

大したことではないように思えますが、毎日のことなので、この「計らなくていい」は想像以上に楽でした。

フィルター掃除がしやすくなった

乾燥後には衣類の繊維がホコリのような形で溜まりますが、それを取り出すフィルターの掃除も、以前に比べてかなりやりやすくなりました。前の機種ではここにホコリが溜まることが故障の一因になっていたので、ここが改善されているのはありがたいところです。

振動と動作音が大幅に軽減

13年前の機種と比べて、振動も動作音も非常に抑えられています。夜間の安い電力の時間帯に回すこともあるので、静かになったのは助かっています。

多機能すぎて、まだ使いこなせていない

一方で、スマートフォン連携や豊富な洗濯コースなど、多機能になりすぎて正直まだ使いこなせていない部分もあります。13年前の機種とは、もはや別ジャンルの家電という感覚です。

ただ、「おまかせ」で運転するだけでも十分満足のいく仕上がりになるので、全機能を使いこなせなくても不満はありません。時間はたっぷりあるので、少しずつ覚えていこうと思っています。

今回購入したのは、こちらのモデルです。

東芝ZABOONへの感謝

東芝ZABOONは、「洗濯と乾燥を同時にやってくれる」というドラム式洗濯乾燥機の便利さを、我が家に初めて教えてくれた機種でした。洗濯物を干すという手間そのものがなくなる。これは本当に大きな生活改善でした。

便利すぎて、いつの間にか生活になくてはならないものになっていました。13年間、本当にお疲れ様でした。

まとめ

修理を重ねて延命するか、買い替えるか。今回は次の3つが重なったタイミングで、買い替えを決断しました。

  • これまでとは違う箇所(給水系)の故障が出たこと
  • そのエラーがほぼ毎回発生するようになったこと
  • 購入から13年という経過年数

金額だけを見れば決して小さな支出ではありませんが、特別費として備えていた範囲の話であること、そしてドラム式洗濯乾燥機がすでに生活の必需品になっていることを踏まえれば、迷いの少ない決断でした。

新しいNA-LX127ELには、これから10年、できれば13年以上、我が家の生活を支えてほしいと思っています。

※価格・仕様は2026年8月時点で私が確認したものです。指定価格制度の対象商品や価格は変更されることがあります。家電リサイクル料金はメーカーによって異なりますので、正確な金額は家電リサイクル券センターでご確認ください。

著者プロフィール
もも吉

33年間、IT企業で技術職・管理職として働いてきました。関東在住、妻と大学生の子と3人暮らし(もう1人の子は社会人として独立) 2018年から投資を始め、資産形成を続けてきましたが、役職定年・職場での消耗・健康寿命への意識が重なり、2026年6月に56歳で早期退職しました。このブログは、その決断と準備の記録です。

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